家電量販店を徹底攻略!③ ~値引き交渉~
どうもほたやまです!
前回の記事では家電量販店で買うべきタイミングについて書きました。
今回は家電量販店ならでは文化である値引き交渉について書いていきます。
値引き交渉は文化!
そもそもなぜ値引きできるの?
それはあなたに買ってもらいたいからです。
というのは流石にざっくりしすぎですが、ざっくり言うとそういうことです。
値引き文化はどの小売業界にもある文化ですが、未だに機能しているのは身近なものだと家電量販店ぐらいでしょう。
その背景には、商品の特徴や使い方を説明するために接客が密になりやすいことと、売り上げの減少で値引きしてでも買ってもらいたいという実態があります。
それに対して取るべき手段は、容赦なく値引き交渉をすることだけです。
中には良心の呵責を感じて値引き要求を言い出せない方もいますが、それならば潔くネットで購入した方が無難です。
値引きするも自由、しないも自由
もちろん値引きした結果利益が出ない、ないし赤字になってしまうような価格ならばお店側は対応しないだけなので、それこそ他店かネットで買えばよいのです。
ネットで表示される価格というのは「その値段で売っても利益が出る価格」であることは間違いないので、対応できて然るべきなのです。
ではなぜわざわざ高い価格で表示しているかと言うと、これはもう値引き前提の価格設定だからなのです。
値引き交渉されずに買ってもらえれば上乗せした分は利益ですし、交渉されても値引きすることでお客様に気持ちよく買ってもらえるならそれでよいのです。
交渉とは大人の駆け引き
ワガママは通用しない
とはいえ、値引き交渉はあくまで交渉でしかありません。
交渉とは両者間の同意があって初めて成立します。この値段で売りたい、買いたいだけでは成立しません。そしてそこには大人のマナーが必要になります。
「そちらはその値段で売りたいようですが、こちらはこの値段で買いたいのです。そして、その根拠はこちらです。」という紳士的な態度で臨みましょう。
それに応じるかどうかは相手、すなわち店員さん次第です。
交渉はクールに
最初から横柄な態度で値引きを要求したり、期待にそぐわなかった時に悪態をつくのはやめましょう。それで値段が変わるならまだしも、多くの場合事態は好転しません。
駄々をこねて「もっと安くしてよ~、おねが~い」というようなおねだりもやめた方がいいです。向こうが提示した価格で納得できなければクールに去るのみです。
また、価格交渉するときは「もっと安くしてよ」や「これ以上安くならないの?」といったような曖昧な聞き方は避けるべきです。
もしすでに買う方向に話が進んでいれば、うまくはぐらかされてそのまま買わせようとしてくるからです。
直球勝負!
それよりも、仮に勧められた商品であってもその場でスマホで最安値を調べて「この値段に出来ませんか?」とハッキリと希望の金額を伝えるべきです。
曖昧な聞き方だと「もう一声!」と言われた時のために余力を残した状態の金額を提示してくるので、時間の無駄です。「この金額なら買います」という意思を見せましょう。
この時、ポイントとなるのはプライドの高そうな店員を見つけて声をかけることです。
なぜなら、値引き対応を断るとき、基本的に店員は申し訳なさそうに頭を下げなければならないからです。しかしプライドが高い店員ならばどうでしょう。
謝りなれてるであろう愛想の良い店員よりも、値引き対応してくれる確率は上がると思いませんか?
どこのお店で買うのがベストか?
買い回りのできる場所で
“買い回り”とは複数の店舗を行ったり来たりしてドロドロな値下げ合戦へと持ち込む無慈悲な行為のことです。これをやられると正直たまったもんじゃありません。
しかし多くの場合、他店対抗の場合は大幅に安くなることはありません。せいぜいポイントが1~2%多くなるとかその程度です。
たかだかそのために店舗を往復するのは時間と労力の無駄なので、最初に行った店舗で決め打ちしてしまいましょう。
ネットの最安値の金額を、競合店舗が提示してきたことにして言ってしまうのです。
店員さんもネットの価格だと難しいですね~、と言ってきがちですが競合店が出した価格なら話は別です。
店員さんにもプライドがあるので、多くの場合対応してくれるでしょう。対応してくれなければ用はないので、大人しく競合店に行きましょう。
譲歩は一切しない
また、ネットの価格があまりにも安すぎると、ポイントを多めにつけてそれを差し引いて実質で同じくらいに出来ます、と言われるパターンもあります。
一見、ついたポイントで他の商品が買えるのでまあいいかと思いがちですが、忘れてはならないことが「家電量販店の小物商品は高い」ということです。
細かいことですが本体が安くなってもケーブルなどを高く買ってしまっては意味がありません。ケーブルなどもしっかり安くしてもらうか、ポイントなしで安くしてもらうように交渉しましょう。
それに対応できないようなら手のひらを思いっきり返しても構いません。
交渉は両者の合意が必要ですが、買うか買わないかの最終的な決定権はこちらにあるからです。
まとめ
- 家電量販店は値引き前提なので、値引き交渉するのが礼儀
- 交渉は大人としての良識をもってする
- 購入する店舗は激戦区を選ぶ
- 最終的な決定権はこちらにあるので、泣き寝入りは絶対にしない
いかがでしたでしょうか?
ネガティブなこともたくさん書きましたが、中には非常に親切でいい接客をしてくれる店員さんもいるので、そういった体験が出来ることを楽しみに行ってみるのもアリかもしれませんね。
では、また次の記事でお会いしましょう。